【転職実話】海外駐在員が転職活動を進めてみた その5【専門商社編】

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どうもねこです。ついに今回完結の専門商社への転職活動記事になります。最終面接、その後のお話まで一気に書いていきたいと思います。

それにしても更新頻度の少なさよ。。

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最終面接

ついに最終面接。実はもはや1年ほど前の2022年3月上旬でした。面接官は事業部長、人事本部長、人事部長、営業部長、担当の人事で実施しました。面接自体は1時間もかからず、前回の面接と同様の内容を聞かれました。事業部長は商社でいくとその部門のトップ、ある意味で一つの会社の社長のような存在のため、緊張感を持って挑みました。とはいえ聞かれる内容はきっと同じだろうと思い、またオンラインでの面接だったため、対面の面接よりははるかにリラックス出来ていたことを覚えています。聞かれた内容としては

  • なぜ当社を志望するのか
  • なぜこの職なのか
  • 過去の経歴
  • この職でやっていけるのか(特に通常のメーカー営業から商社営業に変わるため、適正の確認)

特にアメリカの駐在員中での転職ということで、キャリアとしては素晴らしいし会社からも期待されているはず、対人関係でも特に悩んでいなさそうなのになぜ止めるのか分からないという聞かれ方をしました。逆にそう聞かれると、そちらの仕事はそんなに魅力ないのかと問い詰めたくもなりますが。。

逆にこちらからは、商社に入社後のキャリアプランに関してなどを確認しました。逆質問の内容をきちんと準備しておくことで、こちら側の転職の意思をきちんと上層部に伝えることができるので、この点では準備をしておきたいところです。

今更ながら、確認しておけば良かったこと

今更ではありますが、転職して少し経った今、当時確認しておけば良かったことがあります。それは商社でのキャリアに関して、特に転籍に関して。当然ながら商社業のなりわいの一つとしてM&Aがあります。そのため多くのグループ会社があり、自分のキャリアがこれ以上その場で(本社で)積めなくなるとグループ会社への転籍ということになります。その際、転籍先の給与体系にシフトし、給料が大きく下がることになります。そしてその後本社に戻ってこれるのか、などは確認しておけば良かったと感じています。

また、商社でいち営業マンとして働いていますが、その商社内でしか使えないスキルというものが蓄積されがちのため、そちらも注意が必要です(こちら転職前から意識していました)。

面接後の連絡

面接の後、5日経って連絡がきました。人事からは問題なく合格ですので仲間になって欲しいとの熱いメール。またその後に処遇通知ということで、約900万円の理論年収提示がありました。

人事
人事

本日は最終面接の受験有難う御座いました。

予定通り文句無しの内定となりましので、是非私共の仲間になって頂きたく存じます!(本文メールまま)

ねこ
ねこ

ありがとうございます!

会社としては専門商社のため、当然ながら総合商社と比較してそれほど大きい規模ではありませんが、その分自分の求められる範囲が大きくなるかなと思いました。

ただ、一つ気になる点は年収。前の記事で、以下のように書いています。

(事業会社A)で内定を頂いており、正直悩んでいました。事業会社での待遇が思っていたより全然良かったためです。課長待遇、年収も1,000万円を超える待遇

そうなんです。数字だけこうやってみると事業会社Aのほうが高い。ただ、本社が東京にない点や、なにより商社の年収が6ヶ月のボーナスでの計算である点は注意が必要です。そして、何より課長職ではない商社、つまりは残業代が出るという点も非常に大きいです。ざっとですが、住宅補助なども足し、本来の?ボーナスの月数で計算すると商社の年収が1,050万円程度の計算となります。また、ここに残業代が乗っかってくるので、それも非常に大きい違いです。

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オファー面談

その後、処遇関係のすり合わせのために人事とのオファー面談というものがあります。こういう処遇です、いつまでにご連絡ください、またこんな昇格モデルがありますよ、という人事制度などを詳しく説明してくれます。ここでは課長になったらいくら、次の職級にいけばいくら、などということも教えてもらえるため、給与面に関してはここでよくわかることになります。他の商社がどうかわかりませんが、割と昇給テーブルに関しては明朗会計?な感じでした。また昇格制度も分かりやすく、ある意味で先が見えてしまうような状態ではあるものの、将来どれくらいのキャッシュが得られるかという事があらかじめ分かるというのは悪いことばかりではありません。また、これを原資として今後の投資や生活の質向上も十分に見込めます。

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転職活動、一段落してみての感想

オファー面談も終わり、やはり商社業に心も傾いてきたということもあり、事業会社Aのほうはお断りを入れ、あとは商社に転職するかどうかを自分の中で決めるだけです。心の中では全く決められないまま進めてきたというのが本心のところで、実際は切り出すのも難しく、結果が出揃ってからもとても悩んでいたというのが本心です。

おさらいとして、最終的な条件としては以下のようになりました。

現職(帰国後)事業会社A専門商社B
年収700-750万円1,000万円1,050-1,150万円
勤務地東京東京東京
本社東京田舎東京
海外駐在の可能性ありなくはないあり
待遇課長手前課長ヒラ
英語の活用ありあまりなしあり
福利厚生一般的な福利厚生書籍代補助一般的な福利厚生
海外出張しょっちゅうあまりなし年4−5回

これ以外挙げ出すとキリがありませんが、割と職業によって違いがあり、また何より当初目標であった年収アップというところをみると、300−400万円ほどアップが可能ということを考えると、やはり相当に魅力的なオファーです。

ひとまず、これにて転職活動に関しては一区切りです。あとは現職への切り出し方をどうするか、転職活動最終編でお伝えできればとおもいます。

それではまた。

プロフィール
ねこ

メーカー研究開発→海外法人営業→アメリカ駐在→商社勤務→またメーカー予定
海外駐在中の経験から、副業や投資、健康、資産についての話を中心に、色々とまとめています

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