どうもねこです。今回は海外駐在員が海外にいながらにして転職活動してみた、第2弾ということで、現在の転職活動の進捗状況と、志望動機や転職の軸を中心にお話ししたいと思います。前回の記事(以下)では、ビズリーチをはじめとした転職サイト、またJACリクルートメントなどの転職エージェントに関する記事を書きましたが、今回は実際の私の選考状況にフォーカスしたいと思います。
転職活動状況
現在の選考状況
現在の選考状況ですが、ざっくりと2021年8月〜2022年2月の約半年で受けたものを記載したいと思います。
- 事業会社A:カジュアル面談後→書類選考通過→最終選考結果待ち
- 専門商社B:書類審査通過?→一次面接待ち(面接後はオンラインテスト→小論文→最終面接)
- 専門商社C:書類選考不合格
- コンサルD:書類選考不合格
- コンサルE:書類選考不合格
- 事業会社F:書類選考不合格
- 事業会社G:カジュアル面談、書類審査通過、その後先方理由でクローズ
- 事業会社H:書類選考中に他者採用決定によりクローズ
- 事業会社I :書類選考時に他者採用決定によりクローズ
ご覧の通り、見てみると中々の惨敗っぷりが見て取れます。9社応募したうち書類通過がそもそも2社で、最終面接は1社のみという惨憺たる結果です。これは流石に書類、特に職務経歴書の部分がきちんと書ききれていないせいだと反省しています。特に今まで出してきた成果の部分は悪くないはずですので、志望動機を明確にできておらず、従ってぼんやりとした印象となりお見送りになったものと反省しています。
また、前回記事でも書きましたが、転職エージェントが自分の本来進めたい案件を進めるため、すでに進んでいる(クローズしている)募集案件をこちらに送って、お見送りでしたけどこの案件はどうですか?と進めてくるケースも見られます。まるで不動産屋の釣り物件のようだと感じています。今回の事業会社HとIに関しては、書類選考に出して3日も経たずに他者に決まりましたと言われ、本当にそんなことがあると思っています。
志望動機
今までの転職活動を振り返ると、割と転職サイトや転職エージェントが新しい募集要項を紹介してくれて、興味のある分野に関して選考を受けてみよう、という状況でした。そのため、先ほどのような志望理由がぼんやりとして”刺さる”志望動機になっておらず、ぼんやりとした”死亡動機”になっています。ではなぜこのようなことが起こるのか。
その理由を以下のように推察、掘り下げました。
- 明確な転職の軸を持って転職活動が出来ていない
- そのため、業界に関して深掘りが出来ないまま、いろんな業界を見てしまっている
- 従って、明確にすべき志望動機に落とし込めていない
という事ではないかと振り返りました。そこで、転職の方針としては
- まずは転職の軸をしっかりと決める
- それを転職エージェントと共有し、どのような業界に興味があるかをあらためてすり合わせる。
- 転職の軸に従った業界の深掘りと競合比較
- それをもとにした志望動機を書き切る
という流れになるかと思います。特に 0. まずは転職の軸をしっかりと決める で示したように、実は転職を考え出してからきちんと決めておかなければいけない転職の軸を決めないまま、ぼやかした状態で放置していたため、今回のようなことが起こっているものと思います。もっとも、案件を頂いてからきちんと業界研究と競合他社の比較等を実施し、その会社の強みと自身の転職の軸や志望動機をすり合わせて書けるような人はこのような苦労はされていないと思います。
転職の軸
転職の軸として、どういったものがあるのかすこし考えたいと思います。色んな考え方、色んな軸が考えられますが、私はサラタメさんの以下「転職活動完全ガイド」や北野唯我さんの転職の思考法を読んで勉強しました。
自分の中では転職の軸としては年収を上げること、海外で活躍できることなどがあります。特に今進めている転職案件の多くは200万円ほど年収が上がるものに関して募集をかけていることもあり、年収を上げることがかなり優先度が高いのですが、それは面接時には大っぴらに出来ないので、もっぱら仕事の幅を広める、裁量を広げる方向性で話をしています。
そして、転職を考え始めたきっかけにも重なる部分もあって、私は以下のように定義しました。
- 海外で異文化の方との仕事をしてきたこと、また予実管理をしながら戦略策定と実行を行ってきたこと、人材採用を含めて組織を拡大し、売上の最大化を図っていることなどから、裁量権を持った仕事をしたい。
- 海外での仕事において、英語力を含めて自身の成長を非常に強く実感した。また、それによって売上等にも貢献することが出来ていると強く感じる。そのため、今後も海外関係の仕事に携わり、より多くの人に貢献できる仕事に就きたい。
- 帰国をしたときに次にどのような仕事が出来るのかと考えた時、現職ではグループ人員が多く、上記のような裁量権を持った仕事をすることが難しいと考えた。その点において、転職先の方がよりマッチしている。また、仕事の内容に関しても、現職よりもより多くの方に貢献できる。
- そのため、自分の過去に実施してきた仕事内容が生きる業界で、より裁量権をもって仕事ができる職を志望している。
実際はここに具体的な業界だったり、他者比較だったりを入れて話をするのですが、上記内容はある程度汎用性があるのではないかと思います。
今後の転職活動
今後の転職活動ですが、現在進めている専門商社Bに全力でコミットし、内定が出るように努力したいと思います。すでに競合他社比較はある程度終わらせており、なぜ特定の分野・志望の専門商社を志望するかを自分の過去の経験をもとに話せるようにしています。今後はこの第一志望の合否を待ち、もしも落ちた場合には次を考えようと思います。また、最終選考結果待ちの事業会社Aに関しても、改めて書きたいと思っています(来週には結果が出る予定)。
それではまた。