どうもねこです。今回は副業について、今回ご紹介するのは在宅ワーク、その中でも私が体験したスポットコンサルについてご紹介します。
スポットコンサルとは
スポットコンサルという言葉を聞いたことがあるでしょうか。文字の通りスポット的にコンサルティング業務を請け負うものです。コンサルティング業務のため、内容はどちらかというと専門的なものが多く、そのため時給単価も高くなります。”自分にコンサルなんて勤まるのかな”、”そんな専門的な知識なんてないよ”という声も聞こえてきそうですが、基本的にはその業界を知らない人が、業界の人の知識や経験、業界の常識などを聞くものですので、何かしら提供できるものがあると思います。試しに登録だけしてアドバイスが出来る案件を見てみるのも良いかもしれません。私が実際に登録しているのは以下のものです。
- ビザスク
- GuidePoint
- GLG(Gerson Lehrman Group)
その他にも、コンサル特化型の転職エージェントであるアクシスコンサルティングはその特性を活かしてコンサルの方からのスポットコンサルサービスを提供していたり、NewsPicksでお馴染みの株式会社ニューズピックスがミーミル株式会社と共同で運営するNewsPicks Expert、英国の会社のThird Bridgeなど、探せば色々と見つかると思います。
それでは早速見ていきましょう。
ビザスク
ビザスクは株式会社ビザスクが提供するコンサルティングサービスで、案件が月2,000件、累計マッチング数 10万件と非常に多く、日本では最大手のスポットコンサルサービス会社となります。また、最近では米Colemanを買収したことでも話題となりました。
比較的簡単に自分に合った案件を見つけることが出来ます。ただし、募集期間はあまり長くないため、多くの案件をこなす場合には、ちょくちょく確認しておく必要があります。また、ビザスク側がマッチングしそうな案件に対してメールをくれて、事前アンケートに答えることでマッチングしてくれるサービスもあります。加えて、非常に関係性が高い案件は直接ビザスク社員からメールが届き、案件に応募するかを聞かれることもあるので、自身の職務経歴はきちんと書いておいたほうが良いでしょう。
案件としては、例として以下のようなものが記載されています。
案件はおおよそ30分~1時間程度で、謝礼金額の7割が報酬として入ってきます。当然、ミーティングが長くなった場合には延長料金が発生します(1時間3万円で1時間15分の場合、37,500円など)。そして、案件を発注している多くは企業側の印象が強いです。私も過去に実施した案件はいずれも企業様からの案件でした。コンサル会社や商社のような、新規事業を検討している方が、その業界の事情を聞きたい場合にまずは活用しているようです。
私が実際に行ったコンサルは、業務内容に非常に近い分野での情報提供で、いずれも1時間程度で終了しました。先にも書いた通り、内容としては事業可能性を検討するためにヒアリングをしている、といった内容でした。私が実際に受け取った金額は以下のような感じです。
コンスタントに実施するためには、色々な経験をされているほうが答えられる内容も多いですが、ニッチな質問も多いため、ご自身の分野に応じた案件を探すのが良いと思います。
自分の仕事に関連したキーワードで案件検索するのがおすすめだよ
また、当然ながら逆に依頼をかけることも可能です。何か業務上聞きたい点がある、先に進めたいが情報がない、など困っている時には使ってみてもいいかもしれません。
GuidePoint
GuidePointはニューヨークを拠点として、世界14ヶ所に拠点を持ったコンサルティングサービス会社です。専門家数はなんと80万人、やり取りは3,500/週を超えるというので、圧巻のサイズです。
GuidePointのことは実は知らなかったのですが、LinkedIn経由でお話しをいただき、コンサルを実施しました。金額としては1時間あたり200~350ドルで、こちらはビザスクと異なり手取り額になります。金額も高いため、ビザスクよりも効率良く稼ぐことができます。ただし、基本的には英語の案件がほとんどですし、ウェブサイトも英語のため、英語に対して苦手意識がない方のほうがよりおすすめと言えます。
必要に応じて、案件には通訳がつくよ
そして、私が実際にコンサルをした時の支払いは以下の通りです。70分で408.33ドル(時給350ドル)でした。さらに、この案件は日本語で実施したため、非常にやりやすい案件でした。
GLG(Gerson Lehrman Group)
GLG(Gerson Lehrman Group)もGuidePoint同様にLinkedIn経由でお声がけいただきました。GLGは世界最大のインサイト・ネットワークを謳うスポットコンサル提供会社で、登録者数はなんと100万人、1999年以降アドバイザーへ支払った報酬は10億ドル以上とのことです。
今の所、まだ案件をいただいておきながら先に進めておらず、他サービスと比較してどう、とお伝えできかねますが、おおよそ頂く案件や報酬はGuidePointと同程度と思われます。最近話をいただいた内容としては、あるセグメントにおける市場環境、消費者動向や購買基準、特性、そして将来的に勝ち抜くための戦略・方策をお話しする案件でした。もう少し悩んでからお答えしたいと思っています。
注意点
いずれのコンサル業務もそうですが、機密性・秘匿性のある情報を開示することは出来ないため、万が一利害関係のある団体からのコンサルである場合はキャンセルする必要があります。また、業務内で知った秘密情報を用いてコンサル業を行う事も当然ながらNGです。また、日本において副業は利益が20万円を超す場合には確定申告が必要となります。
まとめ
今まで見てきたスポットコンサル3社に関しては、いずれも問題なく案件受注→報酬獲得が出来るサービスとなっています。特に高単価なものを狙う場合は、やはり外資系であるGuidePointやGLGを活用するのがおすすめです。ぜひ自分に合ったコンサルサービスを活用し、副収入を得ていただけたらと思います。
それではまた。