山口周「外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術」

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どうもねこです。山口周氏の「外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術」という本がKindle unlimitedで無料したので読んでみました。内容はためになる内容が多く、参考になったな、と思っていたのですが、実は似た様なおすすめ本にほぼ内容が酷似したものがあり、かつ初版はそちらが古く、ほぼその方の丸p…もとい焼き直しじゃないかと思ってとても残念に思った記憶があります。

そもそもこの方、すでに外資系コンサルではないし、過去聞いた講演の際にスタッフに対してとても態度が横柄で個人的には好きではないのですが、とはいえ本人の態度と本の内容は分けて考えると良いと思っていますので、備忘録として書きたいなと思います。

正直にいうと、この本の価値の9割は1ページ目です。というと元も子もないのですが、1ページ目にまとめられている「ビジネス書マンダラ」という、どのような本を読めばビジネスマンとしての素養を養えるかがまとまった所にあります。ビジネス書マンダラの内容は以下の通りです。

  • 経営戦略
  • マーケティング
  • 財務・会計
  • 組織
  • リーダーシップ
  • 意思決定
  • ゼネラルマネジメント
  • その他(経済学/心理学/社会学等)

こうして見ると、MBAに必要となるものがほぼ網羅されているのではと感じます。私もこの本の通り、グロービスのMBA経営戦略を購入して現在目下読書中です。

その他で良いなと思った点は、

  1. 読書してインプットを高め、要点をまとめたものを作り、アウトプットに転用する。このアウトプット(仕事に生かす)がないと意味がない。そのための要点まとめの作り方が書かれている。
  2. 読書に費やす時間を増やすため、複数の本を同時並行で読み進め、その時その時の気分に応じて本をチョイスする。そうすることで、常に読書にコミットでき、総読書時間量を増やすことができる。
  3. 本を読むときは書き込み・赤ペンなどを駆使して、本を汚しながら読む。そうすることで独自の目線・視点を得ることができ、情報を超えて自分独自の知識や見識となる。
  4. 積ん読タワー買え(本気で積ん読していたら、下の本が取れずに好きな本を手にすることが難しいため)。積ん読タワーは下のようなもの。

特に良かったのは2. 複数の本を同時並行で読み進める、という読み方です。これによって日常における本を読む総量を増やすことができ、読める本の量が増えることになります。

また、3. 本を汚して読むというのも、アクティブに本を読むことに繋がるためとても良いです。考えてみると、学生時代は教科書をそうやって読んでいたよな、と思い返していて感じました。

以上。正直な所、これにつきるのですが、私も仕事でできる上の方を見ると、例外なく本を読んでおり、かつその内容を自分の講演の際や話のネタに用いている姿を見ており、この本の内容同様、感覚的に本を読むこと、それを仕事に生かすことを体現しているんだなと思っています。

まだまだ本に費やす時間が少ないのですが(ジム行ったり、英会話したり👈言い訳)、本へのコミットも継続したいと思います。

短いですが、今回は以上です。それではまた。

プロフィール
ねこ

メーカー研究開発→海外法人営業→アメリカ駐在→商社勤務→またメーカー予定
海外駐在中の経験から、副業や投資、健康、資産についての話を中心に、色々とまとめています

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